行政書士
土地家屋調査士
土田事務所
地積更正登記について
何のために必要な登記なの?
◆地積更正登記とはどんな登記か?
不動産登記に記録されている面積(=地積)は、最も古いものだと明治初期に測られたものです。
測量精度は今よりも低く、実際の地積とは誤差が生じていることが多々あります。
そこで、登記記録の面積を実際に測量した結果の面積に修正するのが地積更正登記です。
例えば、次のようなときにおこないます。
・登記と実測の差が大きすぎて、抵当権を設定する際の担保価値が正しく評価されない
・固定資産税は登記面積で課税されるため、実測より過大に算定されている
なお、地積更正登記の前提として境界確定測量が必要です。
富山県の地価であれば、固定資産税の課税額を見直すためだけの測量は、残念ながら費用の元は取れない可能性の方が高そうです。
◆なぜ登記地積と実測面積の誤差が出るのか?
誤差が出る原因は、大きく分けて2つです。
1つめは、測量精度の差です。
原初の面積は明治初期に測量されたもので、今のように機械もなければ座標値を使うこともありません。
昔は一定の長さに仕上げた縄を使って測量していたようで、たるんだり縮んだりした縄を使うことによる測量誤差があったとか。
2つめは、明治初期の測量の目的によるものといわれています。
当時測量した目的は地租(税金)の課税のためです。
役所が測るのは時間的・人的に難しかったため、土地の所有者に測らせ申告させましたが、税金は少なくしたいと過少申告があったのではと考えられています。
ちなみにこのときに、土地の形状が図面化して役所に提出されています。これが今の公図のもとになっています。
場所によっては現在もこの図面しかないところもあり、貴重な資料となっています。
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