土地っておもしろいな!と感じたきっかけ
- 8月16日
- 読了時間: 2分
更新日:8月19日
市役所勤務時代は、固定資産税の担当課で土地の評価業務に携わっていました。
いろんなご相談を受けて土地の現況評価を見直しすることも業務の一つですが、勤務2年目にあった「道路挟んで向かいに、うちの土地の一部があると聞いているんだけど・・・」という相談は、異色なものでした。
一筆(土地の単位です)で飛び地となることは基本的にはありません。
また、お申し出の土地はB町ですが、道路向かいはC町。町名が異なる土地を一筆とすることはできません。
そんなことある~?と思いながらも資料を調べていくと、B町とC町の昔の町名が「A町」であったことがわかりました。
しかし、土地の一部が道路向かいにあるというのがよくわからず、閉鎖登記簿とにらめっこが続きました。
ふと履歴を見ると、道路用地のための分筆より前に、今のC町に位置していた土地を合筆した履歴がありました。
どうも変遷をまとめると、
1 A町1番とA町2番を合筆(このとき、2番の公図を合筆後の状態に変更する作業が抜けていた?)
2 合筆後のA町1番の中央をぶち抜く形で、道路敷地の収用があった
3 A町1番1(残った敷地)とA町1番2(道路部分)に分筆された(本来ならA町2番部分も残った敷地として分筆されなければいけないが抜けていた?)
4 道路挟んで西側のA町1番1がB町に、東側のA町1番2のエリアがC町に町名変更
↓
本来は、A町2番は3の分筆登記の際にA町1番3などと別の登記記録が作られ、C町1番3と町名変更されていなければならない土地だった。
ということが言えそうです。
本来はあってはいけないことなんですが、人間のやることなのでこういったことが起きてしまったのかなと思います。
自分の中でストーリーが整理できるとすっきりしましたし、「土地っておもしろいな!」と感じさせてくれたきっかけになりました。
この時点では土地家屋調査士の資格を取ろうなんてまったく思っていませんでしたが、調査士の仕事に興味がわいた理由のひとつになったと思っています。



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